「松潤家康」のパネル、小山にも 軍議を開いた“ゆかりの地”

市役所に展示されているパネルなど

 NHK大河ドラマ「どうする家康」のパネルや小山市が保有する甲冑(かっちゅう)のレプリカなどが20日まで、市役所1階の多目的スペースで展示されている。

 市内には1600年の関ケ原の戦いの前に開いた軍議「小山評定」の記念碑など徳川家康(とくがわいえやす)ゆかりのスポットがあることから企画された。

 同ドラマで家康を演じる松本潤(まつもとじゅん)さんら出演者5人の等身大パネルと作品紹介のポスター7枚が並ぶ。

 市が保有する史料として、家康が桶狭間の戦いで着けたとされる「金陀美具足(きんだみぐそく)」のレプリカなどが飾られている。

 同ドラマの市内ロケ地を紹介した写真、市観光協会が作った小山評定手拭いなども展示されている。

 市文化振興課の松元(まつもと)みゆき主事は「市役所付近にある評定跡なども歩いて回ってほしい」と呼びかけている。パネルなどは自由に撮影できる。午前8時半~午後5時15分。

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