沖縄コロナ新たに208人感染、5人が死亡 病床使用率19.5%(2月15日朝まとめ)

 沖縄県は14日、県内で新たに208人が新型コロナウイルスに感染したほか、70~80代、90歳以上の男女計5人が死亡したと発表した。
▼【増えた?減った?ひと目でわかる】沖縄の新型コロナ最新情報
 新規感染者の年代別では40代が35人と最多で、続いて50代34人、10代27人、20代22人などだった。入院患者は124人。病床使用率は19.5%で、20%を下回るのは2022年11月25日以来という。圏域別の病床使用率は本島22.7%、宮古3.0%、八重山6.5%だった。
 施設内感染などで県が支援する社会福祉施設は19カ所。施設内療養者は高齢者施設37人、障がい者施設46人の計83人だった。
 米軍の新規感染者数は0人。米軍は同日から、感染者の発表を基地別ではなく、在沖米軍全体に変更した。県によると、基地別の内訳を集計するスタッフが異動したためという。
(嘉陽拓也)
【関連記事】
▼【大型表】感染爆発、10万人当たり全国最悪…コロナ沖縄初確認3年、経過を振り返る
▼5類移行で医療逼迫も 関係者ら再拡大防止へ向け対策訴え
▼医療・介護の支援へ関係機関と連携 県、入院相談の体制整備も
▼10代と10歳未満のコロナ関連死、沖縄県が「遺族の了承得ず」も公表に踏み切った理由
▼「大声あり」イベントの定員、収容率100%に 沖縄県が制限緩和

© 株式会社琉球新報社