OFA県U-12サッカー大会の決勝では惜敗したが、3月の九州大会出場権を獲得したカティオーラフットボールクラブU-12。佐藤考範監督は「決勝で負けたのは残念だったが、大会を通してチーム力が上がった。6年生の集大成となる九州大会に向けて、プレーの質を上げたい」と振り返った。
スマイス・セレソンとの県大会決勝。前半は押し込まれる時間が続き、緊迫した展開となった。終了間際にセットプレーから失点し、1点のビハインドを負った後半は、目指す「全員でボールをつなぐサッカー」を発揮して、自分たちで試合の流れを生み出した。無得点に終わったが、「ボールを運びチャンスを作った」(佐藤監督)のは大きな収穫となった。
リーダーシップがあり、オールラウンダーの芝虎之介(6年)を中心にチームがまとまり、遠い位置からもシュートを狙える隅悠来(同)らが攻撃を引っ張る。決勝を含め6試合で経験を積み、1年間の目標であった九州大会の出場権を得た。
今大会は守備的なポジションでプレーした芝。「後半は攻撃の時間が多かったが、攻め過ぎて2点目を与えてしまった。リスク管理のところを考えて、九州大会では決勝トーナメント進出を目指したい。そのためには1対1で強くなりたい。個人としては、インターセプトから持ち運んでシュートまでいけるようにしたい」と活躍を誓った。
(七蔵司)