2月15日は西行法師の忌日【奈良県的今日は何の日?】

2月15日は西行法師の忌日【奈良県的今日は何の日?】

平安時代末期から鎌倉初期にかけての日本の武士であり、僧侶、歌人だった西行。
1190年、旧暦では2月16日が忌日だが、「願はくは花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月の頃」の歌より、15日を忌日としているそう。

奈良県の吉野山には、『西行庵』がある。
西行が武士を捨て、法師となり3年間ひっそりと暮らしていたとされる小さな小屋。
庵の中には、西行像が安置されている。
そして、近くには「とくとくと落つる岩間の苔清水汲みほすまでもなき住居かな」と西行が詠んだ苔清水が、今でも湧き出ている。

吉野山を訪れた際は、のぞいてみては。

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