パク・ヘイル、ピョン・ヨハン、オク・テギョン(2PM)ら出演 韓国の大ヒット作『ハンサン ―龍の出現―』キャラクター予告解禁

『ハンサン ―龍の出現―』©2022 LOTTE ENTERTAINMENT & BIGSTONE PICTURES CO.,LTD.ALL RIGHTS RESERVED.

戦国史上最大の海上決戦が幕を開く

天下統一を成し遂げた豊臣秀吉が、次の狙いを大陸の明国に定め、侵攻の足がかりとして朝鮮半島に出兵した《文禄・慶長の役》。その戦の中でも日本と朝鮮、両軍の大きな分岐点となった《閑山島海戦》を映画化し、韓国で730万人を超える観客動員を記録した大ヒット作『ハンサン ―龍の出現―』が、3月17日(金)より日本公開が決定。このたび、パク・ヘイル演じるイ・スンシン率いる朝鮮軍と、ピョン・ヨハン演じる脇坂安治率いる日本軍、それぞれの登場人物にフォーカスしたキャラクター予告と、キャストとキム・ハンミン監督より観客へのグリーティング映像が解禁となった。

冷静沈着なイ・スンシンvs勇猛果敢な脇坂安治

イ・スンシン(李舜臣)は韓国では知らぬ者のいない救国の英雄。朝鮮水軍の将軍として迫りくる日本の大軍から朝鮮を守り抜いたことで知られている。対する脇坂安治(わきざかやすはる)は、豊臣秀吉に仕え、加藤清正らとともに「賤ヶ岳の七本槍」に名を連ねた武勇の持ち主。お互いの実力を認める武将たちが、自軍内の政治的な駆け引きに翻弄されながらも、ついに決戦のときを迎える—。

本作を手掛けたのは、同じくイ・スンシンを主人公に慶長の役の《鳴梁(ミョンリャン)海戦》を描いた『バトル・オーシャン 海上決戦』(2014)で韓国映画の歴代観客動員1位を記録したキム・ハンミン監督。イ・スンシンを演じるのは、賞レースを席巻するパク・チャヌク監督最新作『別れる決心』で主演を務めるパク・ヘイル。対する脇坂安治には、本作で「第43回青龍映画賞」と「第58回大鍾賞映画祭」にて助演男優賞を受賞したピョン・ヨハン。さらに名優アン・ソンギ、日韓で絶大な人気を誇るアイドルグループ2PMのメンバーとしても活躍するオク・テギョン、『エクストリーム・ジョブ』のコンミョンら多彩なキャストが脇を固める。

キャラクター予告では、国の運命をかけた戦いに挑む朝鮮軍と日本軍それぞれの人物にフォーカス。まずパク・ヘイル演じる朝鮮最高の名将イ・スンシンは「閑山(ハンサン)の沖に城を築くごとく、鶴翼の陣を張るのだ」と冷静に語り、威厳が漂う。アン・ソンギ演じるオ・ヨンダムは、潮の流れを熟知した航路専門家として自ら敵を誘引する策を講じる。

一方、大ヒットドラマ『梨泰院クラス』でパク・ソジュン扮する主人公の誠実な父親役を演じたソン・ヒョンジュは朝鮮水軍の防衛戦略家ウォン・ギュン役。守りに徹するべきだとイ・スンシンに反対する。そしれ『神と共に』のキム・ヒャンギ演じる日本軍に潜入するチョン・ボルム、本作で時代劇初挑戦のオク・テギョン(2PM)演じる間者イム・ジュニョンが命がけで敵の情報を伝え、コンミョン演じる若き将軍イ・オッキが鶴翼の陣への疑問を呈す中、イ・スンシンは絶体絶命の戦況をどう乗り越えるのか。

対する日本軍、ピョン・ヨハン演じる将軍・脇坂安治はイ・スンシンとは対照的に鋭い目つきで「乗り込め~」と威勢をあげ、家臣を鼓舞する姿が。その傍ら、『犯罪都市』での悪役でインパクトを残したキム・ソンギュ演じる降倭(朝鮮軍に投降し、共に戦う日本兵)ジュンサや、『奈落のマイホーム』「D.P. -脱走兵追跡官-」など話題作に欠かせない俳優キム・ソンギュンが演じる加藤嘉明は脇坂と対立し刃を向けるなど、味方か敵かそれぞれの思惑が見え隠れする場面が続く。

数では劣る朝鮮水軍が繰り出す“鶴翼の陣”と、それを突き破ろうとする日本水軍の“魚鱗の陣”がぶつかり合う大迫力の合戦シーンはもちろんのこと、戦国史上最大の海戦をめぐる人間ドラマにも期待が高まる。

パク・ヘイル、ピョン・ヨハン、キム・ソンギュ、オク・テギョン、キム・ハンミン監督からのグリーティング映像も到着。パク・ヘイルは「イ・スンシンと朝鮮水軍、そして脇坂安治との閑山島の海戦を描いたアクション大作、『ハンサン ―龍の出現―』の応援ありがとうございます」と挨拶し、キム・ハンミン監督は「戦いにのぞむ英雄とその葛藤や煩悩、そして壮大なアクションをご覧いただけます」と紹介。そしてオク・テギョンも「スクリーンでお会いしましょう!」とメッセージを寄せている。

『ハンサン ―龍の出現―』は3月17日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次ロードショー

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