【下野】県警の「思いやり110番」を実践したとして、下野署は13日、栃木市神田町、会社役員斎藤実(さいとうまこと)さん(65)に感謝状を贈った。
斎藤さんは1月21日午後6時ごろ、下野市下大領の市道で、空き缶が入ったビニール袋を振り回しながら歩いている80代女性を発見。声をかけて自宅まで送ろうとしたが、女性が自宅の場所を答えられなかったため110番し、温かいお茶を飲ませるなどして付き添った。
星野健一(ほしのけんいち)署長から感謝状を受け取った斎藤さんは「日頃から運転中は周囲に気を付けていた。女性が事故に遭わなくて良かった」と話した。