こんにちは。最近はスパイス系料理の紹介が多い くにぱぐ（パギー）です。今回もスパイスを使った料理です。ホットドリンク「マサラチャイ」を自作してみよう、という記事です。カレーなどを作った残りのスパイスで簡単にできますし、寒い冬キャンプで温かさが全身に染みますよ～。
スパイスで簡単にできる「マサラチャイ」
マサラチャイはインド式の紅茶です。マサラ、というのが「スパイス」の意味だそうで、各種スパイスを煮込んだミルクティーを「マサラチャイ」と呼ぶわけですね。
使うスパイスの種類は定番どころばかり。しかもそんなに種類をたくさん使うわけでもありません。
普段スパイスを使う料理に慣れている人なら、たいがい家にある、というものばかりじゃないでしょうか。
もし、こちらの記事でビリヤニを作った方であれば、もうだいたいできてしまうんじゃないかな、と思います。
キャンプの朝というとコーヒーが定番ではありますが、冬キャンプで飲むスパイスたっぷりのマサラチャイは、お腹の中から全身を温めてくれる効果が抜群です。
手間も今回はティーバッグで作れるように簡単にしてみました。
豆を挽いてコーヒーを淹れるのとそんなに変わりませんし、何より美味しいので、是非一度お試しください。
マサラチャイの食材と使う道具
マサラチャイの食材（2人前）
- お好みのティーバッグ …2つ
- 牛乳 …200ml
- 水 …200ml
- チューブショウガ …5cm程度
- カルダモン（ホール） …2粒
- クローブ（ホール） …4粒
- 八角 …1片
- シナモン（パウダー） …適量
- 砂糖 …お好みで
紅茶は何でも構いませんし、しっかり煮出してもいいのですが、今回はティーバッグで作ります。
スパイスは私が入れている量をそのまま書いています。お好みで増減してもいいし、シナモンはスティックのほうが使いやすいかもしれません。
ショウガは無くても良いですが、入れるとかなりコクが出ます。温まり方も違ってくるので、おすすめです。
水と牛乳は1:1にしていますが、もっと牛乳が多くても問題はないので、この辺もアバウトにいきましょう。
マサラチャイの調理に必要な道具
- 熱源（カセットコンロなど）
- 小鍋
- 茶こし
- マドラー
- キッチンバサミ
マサラチャイは小鍋で煮込む飲み物です。そのため、小鍋と熱源は必ず必要になります。
煮込んだ後のスパイスは取り除かないと飲み口が悪いので、茶こしも用意しましょう。これは百均のもので十分です。
キッチンバサミはスパイスの殻を切り開くのに使用します。なくてもいいのですが、あった方がより良い味が出ますよ。
マサラチャイの作り方
（1）カルダモンなどホールのスパイスは殻が厚く、短時間の煮込みでは十分な味わいが得られないので、キッチンバサミで二つに切り開いておきます。殻を全部取ったりする必要はありません。
（2）水と牛乳を1:1で小鍋に入れて火にかけます。強火で構いませんが、吹きこぼれに注意してください。
（3）火にかけたらすぐにショウガ、カルダモン、クローブ、八角、シナモンを小鍋に入れ、そのまま煮込みます。沸騰したら弱火にして、かき混ぜながら煮込みましょう。
（4）5分ほど煮込んだら火を止めて、ティーバッグを入れて1分ほど待ちます。ティーバッグの中の茶葉が開いたら、よくゆすってお茶をしっかり抽出します。
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気温が低い場合などはここで小鍋にフタをしましょう。ラップやアルミホイルでもフタになりますよ。
（5）茶こしでスパイスを濾しながらカップにマサラチャイを注ぎます。これで完成です。
できあがったマサラチャイには砂糖をたっぷりと入れて楽しもう！
マサラチャイには砂糖たっぷりめが美味しいです。本来、マサラチャイは暑い国であるインドの飲み物なので、砂糖が多めに使われるのです。
今回は1本3gのシュガースティックを使っていますが、2本は入れています。
カロリーは気になりますが、キャンプでは朝から撤収作業もありますし、これで一時的に血糖値を上げていくのも悪くはない気がします。
私はインド料理が好きで、食後にはマサラチャイを頂くことが多いのですが、冬キャンプの目覚めに飲むマサラチャイは、胃から全身を温めてくれるのがたまりません。
コーヒーよりも冬場は断然おすすめです。スパイス類の増減や種類の追加は自由ですから、みなさんだけのオリジナルマサラチャイを見つけてください！
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