ウッズ次戦はマスターズか “LIV勢”多数のチャンピオンズディナーはどうなる?

今季の参戦スケジュールについて「メジャーと、あと2試合くらいになると思う」(撮影/亀山泰宏)

◇米国男子◇ザ・ジェネシス招待 事前(14日)◇リビエラCC(カリフォルニア州)◇7322yd(パー71)

7カ月ぶりのツアー復帰戦に臨むタイガー・ウッズの次戦は「マスターズ」(4月6日~/ジョージア州オーガスタナショナルGC)となる見込みだ。

会見では「この大会が終わったら、分析して、オーガスタに向けて何をすべきか考えていく」とコメント。昨年も交通事故から電撃復帰の舞台としてゴルフの祭典を選び、最後は大けがを負った右足を引きずりながら4日間を戦い抜いた。

折に触れて繰り返してきた「フルスケジュールでプレーすることはない」という考えは変わっていない。「たぶんメジャーと、(出場したとしても)あと2試合くらいになると思う」と今季の見通しを示した。

マスターズには「LIVゴルフ」に移籍した選手も多数参戦が予定されており、PGAツアーに忠誠を誓った選手たちとの交流も注目されるところ。特にチャンピオンズディナーにはフィル・ミケルソンやダスティン・ジョンソン、バッバ・ワトソン、パトリック・リード、セルヒオ・ガルシア(スペイン)らも出席する。

ウッズにとっても、PGAツアーと袂(たもと)を分かった選手たちとのコンタクトは未知数な部分も多い。「(昨年優勝の)スコッティ(シェフラー)のためのディナーであり、彼に敬意を表することが大事」とした上で「話題にはなるだろうね。物事の本質や去っていった人々、法的にも感情的にも僕らを取り巻く状況を理解し、そこに多くのものを見出す必要がある」と冷静に話した。(カリフォルニア州パシフィックパリセーズ/亀山泰宏)

© 株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン