大阪・関西万博見据え 高松市や神戸市など航路でつながる2市2町が協定 観光誘客など協力深める

瀬戸内海の航路で結ばれた高松市と神戸市、それに小豆島の2つの町が、観光や産業の活性化などで協力を深めることになりました。

2022年10月に就航したジャンボフェリーの新船「あおい」の船内で協定の締結式が行われました。

高松市の大西秀人市長、神戸市の久元喜造市長、土庄町の岡野能之町長、小豆島町の大江正彦町長が、協定書に署名しました。

協定は2025年の「大阪・関西万博」を見据え、観光プロモーションやイベント開催などで2市2町が連携し、観光誘客や産業の活性化に取り組むものです。

万博の人の流れを瀬戸内エリアに呼び込むことで、同じタイミングで開催される「瀬戸内国際芸術祭」との相乗効果を図ります。

まずは2023年5月の「神戸まつり」に高松市などがブースを出展し、PRすることなどを検討しているということです。

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