「スマートシティ」でプロジェクト発足 広島大学や地元企業など

デジタル技術を生かした最先端のまちづくり「スマートシティ」の実現を目指して、広島大学と民間企業などでつくるプロジェクトチームが発足しました。

広島大学の東広島キャンパスでは 越智光夫 学長や東広島市の 高垣広徳 市長、それに企業の社長などが出席してプロジェクトチームの設立セレモニーが開かれました。

メンバーは、広島大学と東広島市に加えて、地元のサタケやイズミのほか、住友商事・フジタ・日産自動車など、さまざまな業種の10社です。

広島大学 越智光夫 学長
「企業・地域と一体となり、住みやすいまちづくりに取り組んでスマートシティの実現に取り組んでいければ」

手始めとして学内の手続きなどができる学生用アプリを取り入れたり、大学と地域を結ぶ電気自動車を導入したりする取り組みを進めるということです。

企業からは「医療や教育・買い物など生活に関する幅広い分野からスマートシティを実現していきたい」と期待の声が上がりました。

イズミ 岡本圭史 DX本部長
「中山間地のデリバリー、サタケさんたちと連携しながら何かできないかと」

サタケ 経営本部 国光義浩 部長
「学生の若い力も巻き込んで一緒にやっていけたらいい」

今後はキャンパス内で実証実験を重ね、その後、実際に地域にも取り入れていくということです。

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