<新型コロナ>小中高校でクラスター…埼玉1021人感染15人死亡 5類移行後、感染者数の把握法が不明

埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは15日、新型コロナウイルスに感染していた15人が死亡し、新たに0~90歳以上の1021人の感染を確認したと発表した。感染者の内訳は県管轄が730人、さいたま市144人、川口市58人、川越市42人、越谷市47人。

 これまでに確認された感染者は177万9176人。死者は3760人。14日夜時点の重症者は19人、入院は673人、宿泊療養は137人。

 県によると県管轄では50~100歳代の女性3人が死亡した。さいたま市では70代~90歳以上の男女8人、川口市では70~90代の女性2人、川越市では80代の男性2人が死亡した。

 クラスター(感染者集団)関連は12件で、新たに小中高校1件で5人が感染した。

 県教育局によると、県立学校2校で児童生徒9人が感染し、学級閉鎖を4件実施した。

■知事の13日会見「5類移行で感染者数の把握方法は」

 知事 今後、全数把握に代わるものがどのようなものになるのかは、政府との意見交換の中でもさまざまな議論をしていますが、具体的に決まったわけではありません。定点観測といってもどうなるのか、季節性インフルエンザと同じようになるのか、分からないもので現時点ではこれを求めているところでございます。

© 株式会社埼玉新聞社