全国障害者スポーツ メダルを報告 岡山県教育長に特別支援学校9人

鍵本教育長(前列中央)とメダル獲得を喜ぶ生徒たち

 第22回全国障害者スポーツ大会「いちご一会とちぎ大会」(昨年10月、栃木県)でメダルを獲得した岡山県立特別支援学校の高等部生徒9人が15日、県庁を訪れ、鍵本芳明教育長に成績を報告した。

 陸上の50メートル、走り高跳びで2冠を達成した佐藤秀祐さん(岡山聾(ろう)学校3年)ら。陸上や卓球、ソフトボールに出場した生徒たちは「ゴール付近で転んだが、痛みを乗り越えた」「ホームランを打ち、チームのリズムをつくった」などと振り返った。鍵本教育長は「皆さんの活躍は学校の友人にも夢と勇気を与えてくれたはず。大会で得た自信は大きな力になる」とたたえた。

 大会は台風や新型コロナウイルスの影響で4年ぶりに開かれた。

 他に訪れたのは次の皆さん。(敬称略、かっこ内は校名と学年)

 陸上 荒木稜大(岡山盲3)兒山晃(同)間野大太(岡山聾2)山本凌大(倉敷まきび2)加賀田翔斗(誕生寺2)桑原楓(瀬戸高等3)▽卓球 土井優治(誕生寺2)▽ソフトボール 久戸瀬悠斗(瀬戸高等2)

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