マスク着用「個人の判断」沖縄県の対処方針に反映へ コロナ新たに138人感染、8人死亡(2月16日朝まとめ)

 沖縄県は15日、新たに県内で138人が新型コロナウイルスに感染したほか、60~90歳以上の男女8人が死亡したと発表した。病床使用率は18.1%で、圏域別は本島21.0%、宮古3.0%、八重山6.5%だった。重症者用病床使用率は0%。非コロナの一般病床使用率は全体で95.5%となっている。
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 新規感染者は前週の同じ曜日と比べ151人(52.2%)減少した。年代別でみると30代と60代がそれぞれ21人で多く、10代と20代のそれぞれ19人だった。
 施設内感染などで県が支援する社会福祉施設は18カ所(高齢者施設12カ所、障がい者施設6カ所)ある。施設内療養者は89人(高齢者施設38人、障がい者施設51人)となっている。
 国が10日、マスク着用を個人の判断に委ねる新たな指針をまとめたことについて、県の宮里義久感染対策統括監は「(国の指針内容などを)精査し、県の対処方針にも反映させたい」と述べた。
(金良孝矢)
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