どうも!クーピーチャンネルです。今回は、2022年秋に発売された新型の軽キャンピングカー『インディ108』を、前後編に分けてご紹介していきます。前編では『インディ108』の内外装について紹介しましたが、後編では、『インディ108』の走行レビューとメリット・デメリットをお伝えします。前編とあわせてチェックしてみてください!
新型キャンピングカー『インディ108』の街中走行レビュー
『インディ108』には、CVTミッションが搭載され、走行性能がアップしています。
そこで、実際に街中で走行してみて、気になる走りを確かめてみました!
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自分が持っている旧型の『インディ727』は5速マニュアルですが、街乗りの速度域では加速が遅いです。そのため、新型の『インディ108』では加速性能がどのように変わっているのか楽しみです!
視認性
サイドミラーが大きくなり、視認性が良くなっています。ルームミラーもしっかり後ろまで見えます。
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キャンピングカーは視認性があまり良くないことが多いですが、新型『インディ108』は視認性が良いので気持ちよく運転できます。
街中の平坦な道での加速
街中を低速40kmで走ってみましたが、かなりスムーズです。0kmから40kmまでの速度域は走りやすい印象があります。
旧型『インディ727』と比べると、1.5倍くらいスムーズに運転できるような体感です。
また、信号停止したタイミングで0kmから40kmまで一気に加速してみましたが、約6秒で40kmに到達しました。
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そこまで速くはありませんが、後ろから押されている感覚があります!
一般道の登り道での加速
一般道の登り道を40kmで加速しましたが、アクセルを少し踏み込むだけで力強く登ってくれます。
かなりきつい上り坂でもしっかり登っていきますよ。
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『インディ108』は、40km程度の速度域がとても得意ですね!
CVTミッションの感想
CVTミッションにグレードアップした『インディ108』に乗ってみて感じたのは、スムーズな走りになったということです。
パワーは前とほとんど変わりませんが、ちょうどいいタイミングでエンジンを使ってくれるので、パワーが上がったように感じられます。特に、街乗りの0kmから60kmまで加速がスムーズです。
CVTミッションが、車のエンジンの能力を最大限に引き出してくれているように感じます。
新型キャンピングカー『インディ108』のメリット
実際に乗車してみて感じた、『インディ108』のメリットをお伝えします!
居住空間が快適
セカンドシートの座り心地がとても快適です!背もたれは自由な角度に設定できるので、少し体を傾けてくつろぐことができます。
また、対面式ソファが広くて、大人2人と子供1人で乗るのにはちょうど良い広さです。少し詰めれば、大人4人でも乗れます。
まるでホテルのようなラグジュアリーな雰囲気と、秘密基地のような雰囲気の両方をかね備えているのは『インディ108』ならではの魅力ですね!
CVTミッションが走りやすい
『インディ108』の一番のメリットは、CVTミッションの走りです。特に、街乗り域での加速はスムーズです。
旧型の『インディ727』は、速度の速い幹線道路などでは、少しつまってしまう場合がありました。しかし、CVTモデルは踏めば踏むほど加速するので、より快適な走りになっています!
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ただし、アクセルを踏んでから少し遅れて加速します。
また、耐久性の部分が未知数ではありますが、エンジンにターボのない軽キャンピングカーにとって、CVTミッションへのパワーアップは本当に嬉しいポイントですね!
新型キャンピングカー『インディ108』のデメリット
『インディ108』にはたくさんのメリットがあるものの、車中泊するにあたってデメリットになる部分もあります。
ここでは、『インディ108』に乗って感じたデメリットをお伝えします。
セカンドシートが後ろ向き専用
座り心地の良いセカンドシートですが、後ろ向き専用です。
前向きシートと3点式シートベルトはオプションで、24万円ほどかかります。そのため、オプションを付けずに3人で乗車すると、後ろ向きでの走行になってしまいます。
家族で乗車する予定の人は、購入前に後ろ向きで試乗してみましょう!
また、前向きで乗れるオプションにしても、セカンドシートからは前方の景色が見えづらいです。横の窓からも地面しか見れません。
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せっかく旅行するなら、絶景ロードが見たいところ。セカンドシートからの景色が見えづらいのは少し悲しいですね。
夏場の車中泊は工夫が必要
『インディ108』はエアコンが前方座席にしかないので、後部座席まで冷気が通りにくいです。
また、エアコンやベンチレーターのオプションがないので、夏場はかなり暑くなります。
扇風機などで冷気を送ったり、標高の高い場所に行って車中泊をしたりといった工夫をするとよさそうです。
エンジンの熱が上がってくる
壁は断熱されていますが、床は断熱されていないのでエンジンやマフラーの熱が上がってきてしまいます。
夏場はかなり暑くなりそうですね。
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自分が持っている『インディ727』は、自分自身で断熱しました!断熱すれば、夏場の温度上昇をかなり防げますよ。
ただ、自分で断熱するには結構時間がかかるので、オプションであれば良いなと思います。
新型キャンピングカー『インディ108』のまとめ
現在はキャンピングカー人気が高まっているため、納品は全体的に遅くなっています。ただ、新型『インディ108』と旧型『インディ727』は生産台数が多いので、中古車の販売もあります。
今回、『インディ108』に乗ってみて、CVTミッションにより、街乗りでの加速がとてもスムーズであると感じました!
通常の軽キャンピングカーのエンジンにはターボがありませんが、『インディ108』ではCVTミッションがついたおかげでパワーアップしています。
コンパクトで走りが強い新型キャンピングカー『インディ108』、ぜひ試乗して走りを体感してみてください!