男性死亡…松屋フーズ工場で転落、貯水槽で窒息 清掃中の悲劇 現場責任者と会社、理由不明の不起訴に

松屋フーズの牛丼チェーン店

 さいたま地検は15日、埼玉県嵐山町の松屋フーズ嵐山工場内で従業員の転落防止措置を怠ったとして書類送検された同社と同工場の40代の現場責任者について、不起訴処分とした。処分理由は明らかにしていない。

 同社と40代の現場責任者は昨年1月21日、同工場内にある排水処理施設の貯水槽付近で清掃作業をしていた男性従業員=当時(32)=に対して転落防止措置を怠ったとして、先月23日に川越労基署に書類送検されていた。男性は貯水槽の開口部に転落して、窒息により死亡していた。

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