竹の光と温泉のコラボ 塩原温泉でイルミネーション

湯っ歩の里を照らす竹まり

 【那須塩原】塩原の足湯施設「湯っ歩の里」でライトアップされた竹まり約300個が天井や中庭に設置され、訪れた人を楽しませている。3月31日まで。

 塩原温泉観光協会と市観光局が共催する同温泉街のライトアップイベント「塩原温泉竹取物語」の一環。昨秋には、箒川に架かる橋「紅の吊橋(つりばし)」でも実施している。

 今年は初めて同施設内をライトアップした。大小さまざまな竹まりを発光ダイオード(LED)電球などで照らしている。来場者らは足湯に漬かりながら、友人と写真を撮るなどして温かな光に包まれた冬景色を楽しんでいた。

 企画に携わった「クローバーカンパニー」(太夫塚1丁目)の谷地正俊(やちまさとし)社長(48)は「温泉に入りながら、きれいな景色を楽しんでほしい」と話した。

 開館時間は午前10時〜午後6時。点灯は午後3〜9時。入場料は大人200円、小中学生100円。木曜休館(祝日の場合は翌日)。

湯っ歩の里を照らす竹まり

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