『鎌倉殿』で準GP!ドラマ盛り上げた地域を表彰「ロケーションジャパン大賞」“静岡勢”3年連続受賞

この1年間に公開・放送された映画やドラマなどの中から、最も地域を盛り上げた作品とその地域に贈られる「ロケーションジャパン大賞」が2月16日に発表され、静岡県内では、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の静岡県伊豆の国市が準グランプリ、映画『沈黙のパレード』の静岡県牧之原市が部門賞(支持率部門)に輝きました。16日、東京都内で授賞式が行われ、山下正行伊豆の国市長と杉本基久雄牧之原市長が出席し、受賞を喜びました。

「ロケーションジャパン大賞」は、ロケ地などをテーマにした雑誌「ロケーションジャパン」が年に1度実施しているもので、第13回となる2023年は、2021年11月1日~2022年10月31日の期間内に公開・放送された作品が対象となっていました。

▽準グランプリ:大河ドラマ『鎌倉殿の13人』伊豆の国市

伊豆の国市は、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で、北条義時が生まれた北条家ゆかりの地ということもあり、市内でロケが行われ、市民エキストラも撮影に協力しました。このほか、市内に設置された大河ドラマ館に、約20万人ものファンが来場したことなどが評価されました。

▽部門賞 支持率部門:映画『沈黙のパレード』牧之原市

牧之原市は、映画『沈黙のパレード』の撮影が商店街などで行われ、多くの市民エキストラが参加しました。映画の公開にあわせて、ロケ地マップを作成・配布したことや、ロケーションジャパンの読者アンケートでも、多くの支持があったことがなどが評価されました。

「ロケーションジャパン大賞」に静岡県内の自治体が入賞するのは、第11回の浜松市(映画『弱虫ペダル』)、第12回の静岡県(アニメ『ゆるキャン△SEASON2』)に続いて3年連続で、静岡県のロケ地・モデル地としての人気の高さや自治体の前向きな協力体制がうかがえる結果となっています。

▼第10回 監督賞 佐藤信介監督×映画『キングダム』

※自治体としての受賞ではないが、静岡県裾野市でロケが行われ、公開イベントに5,000人が来場した。

▼第11回 特別賞(行楽度部門)映画『弱虫ペダル』×浜松市

▼第12回 特別賞(支持率部門)

アニメ『ゆるキャン△SEASON2』×静岡県

準グランプリを受賞し表彰を受けた伊豆の国市

© 静岡放送株式会社