百貨店「そごう・西武」の売却先となるアメリカの投資ファンドと組む、ヨドバシカメラの出店計画が明らかになり、出店先にそごう広島店は含まれないことが分かりました。
セブン&アイ・ホールディングスは傘下の百貨店「そごう・西武」を、アメリカの投資ファンド「フォートレス・インベストメント・グループ」に売却する予定です。
フォートレスはヨドバシホールディングスと組んで買収を行っていますが、ヨドバシカメラが出店するのは、10店舗のうち西武池袋本店など3店舗にとどまり、そごう広島店など7店舗には出店しない計画であることがわかりました。
今回のヨドバシカメラの出店計画では首都圏だけにとどまった形です。
投資額は2000億円から3000億円規模とみられ、ヨドバシカメラはデパートの経営には関与しない方向です。
「そごう・西武」は来月中に売却される予定です。