横須賀市、小児医療の無償化を18歳まで拡大へ

横須賀市役所

 神奈川県横須賀市は10月から、小児医療費無償化の対象上限を現在の中学3年(15歳)から18歳まで拡大する。市は関連事業費として7958万円を14日開会の市議会3月定例議会に提案した。

 新たな助成対象となるのは約1万600人。入院・通院費を全額助成し、所得制限はなく、18歳の年度末まで受けられる。

 上地克明市長は会見で「物価高騰が子育て世代に影響を及ぼしている。経済的負担を軽減したい」と話した。

© 株式会社神奈川新聞社