相模原市、EV公用車シェアを開始へ 1時間800円

相模原市がカーシェアを行うEV公用車(市提供)

 相模原市は脱炭素の取り組みを進めるため、公用車として使う電気自動車(EV)のカーシェアリング事業を開始する。民間企業との初の共同企画で、18日から閉庁日は一般市民が利用できるようになる。

 市と共に事業を行うのは「DeNA SOMPO Mobility」(東京都)。同社が運営するカーシェアリングプラットフォーム「Anyca(エニカ)」を利用し、閉庁日(土日・祝日、年末年始)に公用車である日産リーフ1台をカーシェアする。

 設置場所は南区合同庁舎第1駐車場(同区相模大野)。1時間単位で利用でき料金は1時間800円。アプリから予約すると最短で15分後から乗車できるという。

 市管財課は「利用状況を見ながら、利用台数や設置場所を増やすことも検討していきたい」と話している。

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