サッカーU-20アジア杯 18歳MF安部(V長崎)選出

 日本サッカー協会は15日、ウズベキスタンで3月1日から行われるU-20(20歳以下)アジアカップに臨む日本代表23人を発表し、18歳のMF安部大晴(V・ファーレン長崎)が飛び級で選ばれた。
 長崎市出身。各年代で日本代表に選出されているプロ2年目の現役高校生Jリーガーで、ボランチやサイドハーフを主戦場としている。昨季はけがの影響もあり、出場は1試合だった。
 代表にはこのほか、育成型期限付き移籍で昨季V長崎でプレーしたDF菊地脩太(清水)らが名を連ねた。日本は1次リーグD組で3日に中国、6日にキルギス、9日にサウジアラビアと対戦。各組2位までが準々決勝に進出し、4強に入れば5~6月にインドネシアで開催されるU-20ワールドカップの出場権を得る。
 安部は18日の千葉との開幕戦後にチームを離れる。クラブを通じて「V長崎の名を世界中に覚えてもらえるように全力で頑張ってきます」とコメントしている。


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