テレビ東京ほかで3月2日・9日に、前・後編で放送される木ドラ24「絶メシロード 出張編」（深夜0：30）の記者会見が行われ、主演の濱津隆之と、共演の白龍が登壇した。
絶滅してしまいそうな絶品メシ＝絶メシ。「絶メシロード」では、世の中のサラリーマンを投影したような姿が共感を呼ぶ主人公・須田民生（濱津）が絶メシを求めて、週末に1泊2日の車中泊の旅に出る。独特な雰囲気を放つ店や少し癖の強い店主など、その場所へ実際に行った者だけが感じることのできる雰囲気や絶景、そして最高の絶品メシが魅力だ。2020年1月期のシーズン1、21年の元日スペシャル、そして22年8月期のシーズン2を経て、今回は待望のスペシャルドラマ第2弾となる。
「出張編」の舞台は佐賀県。民生が佐賀の絶メシ旅を満喫しようとしたところに現れ、今回の民生の旅の相棒となる謎の男・鮫島太一役を、佐賀県出身の白竜が務める。
会見では、青いパーカーにチノパンという“民生ルック”で登場した濱津に対し、黒のシックなジャケット姿で登場した白竜。すでにドラマの撮影は終えている2人は、佐賀ロケでの思い出などを語った。さらに、会見には特別ゲストとして佐賀県の山口祥義知事も登場し、佐賀県の名産品である有田焼で作られた「佐賀県×絶メシロード」 有田焼オリジナルどんぶりをプレゼントした。
なお、佐賀県とのコラボレーションした聖地巡礼キャンペーンを開催することになった今回。「佐賀県×絶メシロード」コラボ公式サイトの「聖地巡礼MAP」で紹介している佐賀県内の絶メシ店を実際に巡ると、記者会見で知事が持参した有田焼オリジナルどんぶりがもらえるという内容だ。
このどんぶりは、佐賀県西松浦郡有田町で1865年に創業した窯元・幸楽窯の協力の下、「絶メシロード」のポスターでも使用されてきた絶メシどんぶりを、佐賀県オリジナルバージョンで制作した伝統工芸の技が光る逸品となっている。キャンペーンの開催は3月10日からで、オリジナルどんぶりは先着20人限定となっている。
会社の出張で佐賀県を訪れた民生。早々に仕事を終え、意気揚々とレンタカーで佐賀の絶メシ探しに向かおうとするが、こわもての男・鮫島に呼び止められ、彼にの車についていくことに。漆黒の有明海と鮫島に戦々恐々としながら一夜を過ごすが、家族の話をきっかけに心なしか2人の距離は縮まっていく。
次の日、鮫島は行きつけの地元のお店へと民生を誘う。その絶メシ店ならぬ店の雰囲気に民生は肩を落とすが、鮫島に薦められて食べたこの地域ならではのソウルフードに込められた歴史を知り、民生の心は動かされていく。そんなおじさん2人旅の中で、民生は鮫島から“ある告白”を受ける。
