田辺工業(新潟県上越市)がタイに子会社設立、アセアン地域での事業拡大目指す

田辺工業

田辺工業株式会社(新潟県上越市)は、17日開催の取締役会において、タイ王国に子会社「タナベエンジニアリング アジア(仮称)」を6月(予定)に設立することを決議した。田辺工業の本業サービスを提供する子会社を同国に設立することで、アセアン地域における事業拡大を目指す。

子会社の商号は「タナベエンジニアリング アジア(仮称)」(英語名 TANABE ENGINEERING ASIA CO.,LTD.)。代表者は小野哲也氏。決算期は12月31日。従業員数は5人を予定。資本金は、400万タイバーツ(約1,400万円万円)を予定しており、出資比率は49%。

田辺工業は、中期的な経営戦略のひとつとして、アセアン地域における事業拡大を目指している。これまで、タイ王国においては同社の子会社であるタナベタイランド社が表面処理事業を中心に事業展開しているが、同国内およびアセアン地域における更なる事業拡大を目指すため、田辺工業の本業サービスである設備工事事業を提供する子会社を新たに設立する。

当該子会社は、主にタイ王国国内の化学・石油化学会社のプラント設備の設計・機器製作、機器調達販売、各種請負工事、各種メンテナンス工事を主目的としている。

なお、同子会社設立による当期の連結業績予想への影響は軽微であることから、連結業績見通しに変更はない。

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