陣内智則&バカリMCのピン芸人特番が第4弾! 漫才師がお見送り芸人しんいちのターゲットに!?

フジテレビ系では2月19日に「人気ピン芸人大集合!陣内バカリの最強ピンネタ20連発SP」(午後4:05=関西テレビ制作)を放送。陣内智則とバカリズムがMCを務める最強ピンネタ特番の第4弾をおくる。

番組では、MCの2人をはじめ、おいでやす小田、お見送り芸人しんいち、友近、ヒコロヒー、ゆりやんレトリィバァといった実力派ピン芸人たちが、“今、絶対に見てほしい”至極のネタを披露する。コンビやトリオによる漫才・コントに比べ、ツッコミという“解説”がないため、コアなお笑いファン以外に届きにくく、ニッチな芸と受け取られがちなピン芸の世界。しかし、たった1人で舞台に立ち、独自の世界観を存分に発揮する彼らのネタこそ、まさにお笑いの真骨頂だ。

昨年の「R-1グランプリ」優勝者・お見送り芸人しんいちは、約半年間温めていたという漫才師をターゲットにした“攻めた”ネタを披露。今や毒舌キャラが定着しているしんいちは、「芸を見て陣内、バカリに『変わったな』と言ってほしい」とアピールするが、果たして2人の評価は?

さらに、定番の“叫び芸”に皮肉を交えたおいでやす小田、自身が演じるあのおなじみのキャラクターに扮(ふん)する友近、女子の“あるある”をネタにしたヒコロヒー、独特の世界観のネタで会場を魅了したゆりやんレトリィバァら、癖の強いキャラクターたちが演じるネタに、スタジオゲストのなにわ男子・藤原丈一郎が「想像力がかき立てられる」「あっぱれ!」と大絶賛する。

VTRでは「コンビ芸人たちの最強ピン芸ヒストリー」と題して、麒麟・川島明やチョコレートプラネット・長田庄平など、売れっ子コンビ芸人が過去の「R-1グランプリ」などで披露したピンネタを一挙公開。中には、昨年末の「M-1グランプリ」決勝で「R-1にないものは…夢!」とイジって優勝したウエストランド・井口浩之の知られざるピンネタも。また、「最強ピン芸ワンフレーズランキング」として、「流行語大賞」を受賞し一世を風靡(ふうび)した懐かしのピンネタを振り返る。

今回の収録を終え、陣内は「ピン(芸人)だけをフィーチャーしてくれるっていうのは、本当にありがたいです。今回は豪華なメンバーだったので面白かったですね。さすがなメンバーが集まったなって思いました」とあらためて喜び。バカリズムも「ちょっと焦りましたね。新しいネタ作らなきゃいけないな…って。世代的に『R-1グランプリ』よりも上の世代の人たちだから、ホントにレベルが高いんですよね」とプレッシャーもあった様子。

印象に残った芸人については、陣内が「僕はしんいち。やっぱり、あらためて、あいつはイカれてるなと思いました。でも面白いですよね。あいつの、ちょっとかわいげのあるところだし、毒っ気もあって」、バカリズムが「僕はゆりやんさん。好みは分かれると思うんですけど、僕は大好きですね、ああいうシステムのネタは。結構細かいところにもこだわりがあって。面白かったですね」とそれぞれ高評価。

陣内が褒めたしんいちは、漫才師をターゲットにしたネタを披露。本人は「『R-1グランプリ』で優勝した後に、どうせ2カ月ぐらいで終わるとか、『R-1』はあーだ、こーだという声がネットとかいろんなところから聞こえてきて…、やっぱり漫才師の『M-1グランプリ』はすごいね、とかみんなに言われるのが悔しかったので。僕も漫才師スタートだったので、もう1回あらためて漫才を見てみようと思って、漫才師さんってこういう一面かっこいいなとか、こういう一面素晴らしいなっていうので歌詞にしました」とコメント。

加えて「やっぱりうそをつけない性格なんで、フリなしでいってみたらどうなるのかなと思って1回やってみたかったんですよ。僕の中で攻撃しているつもりはなくて、あくまでも思ったことが歌詞になっているだけで、誰かを傷つけようという気は1mmもございません」と明言した。

今回の見どころに関して、あらためて陣内は「ピン芸人の面白さをもうちょっと分かってもらいたいというのと、ネタをしてくれた人たちはホントに面白いし、『R-1』に向けて注目をしてくれたらなという感じですね」、バカリズムも「ピン芸人ってコンビとかトリオに比べて単純に人数が少ないっていうのもあるんですけど、こう見ているとピン芸人ということが気にならなくなるというか、単純にネタ番組として面白いので、そこまでピンを意識するというよりも単純にネタ番組として楽しんでいただければと思いますね」と視聴者にメッセージを寄せた。

なお、番組の最後には、3月4日に生放送される「コーエーテクモゲームス PRESENTS R-1グランプリ2023」(午後7:00)の決勝戦審査員も発表される。

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