河井夫妻大規模買収事件裁判 現金受け取った安芸太田町議に罰金20万円など求刑 

河井克行元法務大臣から現金を受け取ったとして、公職選挙法違反の罪に問われた広島県の安芸太田町町議の裁判で、検察は、罰金20万円や5年間の公民権停止を求めました。

安芸太田町議の矢立孝彦被告(69)は、河井案里元参議院議員への投票とりまとめなどの報酬として、克行氏から現金20万円を受け取った罪に問われています。

17日の裁判で検察側は「克行氏との関係性維持を優先し、現金を返還しなかった。」などと指摘し、受け取った20万円の没収に加えて罰金20万円、5年間の公民権停止を求めました。

一方、弁護側は「現金を受領する意思はなかった。置き逃げされた。」などとして無罪を主張しました。

判決は3月3日に言い渡される予定です。

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