長崎県警人事 刑事部長に川口氏 長崎署長は平戸氏

写真右から川口利也刑事部長、平戸雄一長崎警察署長

 長崎県警は17日、春の定期人事異動を内示した。警視正ポストでは刑事部長に川口利也生活安全部長を起用。長崎署長に平戸雄一首席監察官を充てる。異動者総数は1228人(前年比73人減)。発令は一部を除き3月24日。
 警視正への昇任含みで、生活安全部長に平井隆史警務部首席参事官、交通部長には県に出向中の多田浩之県危機管理監、首席監察官に田川佳幸浦上署長、佐世保署長に川本浩二警務課長をそれぞれ登用する。
 警視では、地域部長に杉本正彦警務部首席参事官兼サミット対策課長、警察学校長に船場幸夫公安課長が就く。池田聡五島署長は県知事部局に出向し、県は17日、危機管理監に充てる人事を発表した。
 主な本部所属長は、総務課長に一瀬永充警備課長、警務課長に山田恭市広報相談課長、刑事総務課長に尾塚政一早岐署長、捜査1課長には九州管区警察局(九管局)に出向中の坂木勇夫九管局機動通信課長らが回る。
 署長のうち浦上署長に永尾俊之交通規制課長、諫早署長に松本武敏捜査1課長、大村署長に松尾邦仁運転免許管理課長、時津署長に門脇隆仁鑑識課長らを充てる。
 退職予定者は山口善之刑事部長、植木保交通部長、井手孝志長崎署長、荒木秀佐世保署長ら。
 組織改編では、児童虐待など人身安全関連事案への体制強化を図るため、人身安全対策課と少年課を統合し、人身安全・少年課を新設。5月の先進7カ国(G7)保健相会合に向け、要人警護など安全対策を強化するため警備部に警衛警護室を新たに設ける。


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