19年デモの逮捕者は1万297人

2019年の逃亡犯条例の改正反対デモは1万人を超える逮捕者が発生し、うち6000人が依然として不起訴となっている。2月15日付香港各紙によると、特区政府警務処の蕭沢頤・処長は、多くの逮捕者が起訴されていないことは「大和解」のシグナルであるかとの問いに対し「関連案件は精査中であり、今月中に発表したい」とコメントした。蕭処長は、逃亡犯条例の改正反対デモの期間に犯罪活動に絡んで逮捕された者は1万297人、うち2928人がすでに司法プロセスを完了または進行中となっていることを明らかにした。また約900人の案件は相当深刻な罪状で、深刻な身体傷害、深刻な暴力または大規模な破壊の案件となっているため、警察は引き続き捜査を行っているという。さらに香港版国家安全法が20年6月30日に施行されてから昨年末までに236人が逮捕され、うち143人がすでに起訴された。

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