ラッパーのドレイクと21サヴェージがヴォーグ誌から提訴されていた件が解決した。2人はコラボアルバム「ハー・ロス」のプロモーションで許可なく同誌の名前を使用、昨年11月に出版社のコンデナストから最低400万ドル(約5億4000万円)の損害賠償を求める裁判を起こされていた。TMZによると今週、2人は未公開の金額を同社に支払うことに同意し、法廷に持ち込む前に和解したかたちだ。
訴状の中で、同社はドレイクと21サヴェージがヴォーグのトレードマークを無断使用したキャンペーンを大々的に展開したと非難。アナ・ウィンター編集長の愛とサポートのもと、次回の同誌表紙を飾るかのように見せかけたと主張していた。
マンハッタン連邦地方裁判所に提出された訴状によると、2人はヴォーグ誌の表紙を飾るという価値を悪用。その全てが嘘で、コンデナストは未承認だったという。「ヴォーグ誌とアナ・ウィンター編集長は『ハー・ロス』やその宣伝に全く関与していませんし、いかなる方法での支持もしておりません」「その作品や偽のヴォーグ誌の普及、もしくはあらゆる出版物のなかでも細心の注意を払いキュレーションされる表紙の偽物バージョンに、コンデナストは承認しておらず、ましてや支持しておりません」
(BANG Media International/よろず~ニュース)