サッカーJ2ファジアーノ岡山は18日、静岡県磐田市のヤマハスタジアムで参入15年目のリーグ開幕戦に臨み、磐田を3―2で下した。新戦力のFW陣が活躍し、過去最高だった昨季の3位をステップに「J2優勝、J1昇格」を掲げるシーズンを好発進した。
ファジアーノは昨季J1の難敵に対し前半26分、CKからFW櫻川が決め先制。5分後にFW坂本が豪快にネットを揺らすと、後半9分は速攻から津山市出身のMF佐野が3点目を挙げ、終盤の相手の反撃をしのいだ。就任2年目の木山監督は「昨年より攻撃に力を入れる中、3点を取れたことは自信になる」と話した。
Jリーグは今季からマスクを着用しての声出し応援を全席解禁。歓声が戻ったスタジアムで約820人のファジアーノサポーターが選手たちを後押しした。
ファジアーノは次節の26日、岡山市のシティライトスタジアムで昨季J1の清水と対戦する。