シーガルズ、JTに競り負け プレーオフ進出可能性消滅

第4セット、岡山シーガルズの佐伯亜魅加(2)の強打が決まり、24―21とする=YMITアリーナ

 バレーボールのV1は18日、滋賀県草津市のYMITアリーナなどで行われ、女子で11位の岡山シーガルズは首位JTに2―3で敗れた。通算5勝18敗(勝ち点19)で10試合を残し、プレーオフに進む4位以内の可能性が消滅した。

 シーガルズはセットカウント0―2から2セットを奪い返すと最終第5セットも中本、佐伯の両レフトを軸に8―3とリードした。しかし、西川や林の強打で追い上げられ、ジュースに。最後は中本のアタックがアウトとなり、17―19で競り負けた。

 2位東レは4位久光を、3位埼玉上尾は10位KUROBEをともにストレートで退けた。

JT3―2岡山シーガルズ

26―24

25―19

17―25

22―25

19―17

 【評】岡山シーガルズは首位JTに惜敗した。持ち味の守備を軸にセットカウント0―2からタイに戻す粘りを見せたが、あと一歩及ばなかった。サーブレシーブ成功率は今季最高の74.5%でブロック得点も相手の4倍となる12。サーブ効果率でも上回り、最後まで難敵を苦しめた。

 JTは和田、田中がともに両チームトップの22得点と活躍した。

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