神奈川県警キャラと同名少年が一日隊員 山岳事故防止を呼びかけ

委嘱式後、「かなもりやまと」君と並んでポーズをとる金森弥真人君(前列右から2人目)=18日、大山阿夫利神社下社

 登山シーズンを前に増加する山岳遭難事故を防止しようと、神奈川県警山岳遭難救助隊キャラクター「かなもりやまと」君と同姓同名の男児が18日、大山(1252メートル)への登拝門がある大山阿夫利神社下社(伊勢原市大山)で行われたキャンペーンに参加し、イベントを盛り上げた。

 不思議な縁で一日山岳遭難救助隊員となったのは、平塚市に住む県立湘南養護学校小学部1年の金森弥真人君(7)。

 キャンペーン会場では、県警職員の家族が作った「やまと君」とおそろいのシャツを着た金森君が、伊勢原署山岳遭難救助隊の吉田厚貴子隊長から委嘱状、登山用品専門店のカモシカスポーツ(横浜市西区)からヘルメットのプレゼントを受け取り、笑顔を見せた。

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