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▲朝倉利夫会長(左)から吉本収会長にバトンタッチされた東日本学生連盟
東日本学生連盟は2月18日、都内の東農大で理事会を開催し、吉本収理事長(神奈川大監督)の2023年4月1日からの会長就任を決めた。
理事会に先がけて行われた常任理事会で、2019年度からの2期4年の任期を終えた朝倉利夫会長(国士舘大部長)が退任の意思を示し、常任理事会は吉本理事長の会長昇格を理事会に推薦。理事会の全員一致で就任が決まった。理事長や副会長などは、4月1日からの任期スタートまでに決める。
新会長は、朝倉会長とは国士舘大時代の師弟関係で、朝倉会長誕生とともに理事長に就任。連盟初の女性学生委員長を誕生させ、経費と紙資源の節約を目的に大会パンフレットのデジタル化に踏み切ったり、リーグ戦での連合チーム結成など数多くの改革を実行して恩師を助けた(関連記事)。今後は連盟のトップとして、さらなる改革が期待される。
会長就任にあたり、「今までもいろんな新企画をやってきた。この精神に基づき、これからも先駆的な活動をしたい。慣例にとらわれない、がモットー」と、従来の枠を打ち破って新しい組織づくりを宣言。そのため、「アイデアを出すことが必要」と、若手役員にも積極的な意見を求めていく意思を示した。
学生選手の情報入手や楽しみの中心がインスタグラムであることも理解しており、ネット中継を含めたSNS方面の充実にも強い気持ちを示し、学生レスリングの普及広報への意欲も示した。
理事会のあとは、八鍬圭委員長(日大)ら4年生学生委員の慰労会が行われ、来年度の渡邊荘陽・新委員長(中大)へのバトンタッチが行われた。
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▲新旧学連委員。左から八鍬圭(日大4年=旧委員長)、田中太陽(神奈川大4年)、渡邊荘陽(中大3年=新委員長)、瀬ノ口巧(国士舘大4年=旧副委員長)、本田祥太郎(明大4年)