漫画家の中には、一風変わったペンネームを使う人も多いです。なかにはデビュー当時と今で異なる名前の人や、特別な命名由来がある場合も。ファンの間でも漫画家のペンネームに関するトリビアは話題になることが多いようです。
漫画家の中には、ペンネームを用いて活動している人も少なくありません。また過去に異なる名前を使っていたり、意外な由来があったりすることも。思わず「へぇ~!」と言いたくなるトリビアは、ファンの間でもたびたび注目を集めています。
DVD『ROMANCE DAWN』(エイベックス・ピクチャーズ)画像
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尾田先生の昔のPN「月火水木金土」は意外な読み方!
過去に異なるペンネームを使っていたことで知られるのは、マンガ『ONE PIECE』(ワンピース)の作者である尾田栄一郎先生。
実は『週刊少年ジャンプ』での初投稿作品『WANTED!』(ウォンテッド)にて、「月火水木金土(つきひみずきこんどう)」という名前を使用していました。ユニークなネーミングセンスに対しては、ネット上でも「投稿したときは高校生だったし、年相応な感じがする」といった声が。
なお同作は新人賞で見事入賞を果たしており、のちに尾田先生名義のコミックスにも収録されています。
羽海野チカ、安野モヨコの由来は…
また『働きマン』などの作品で有名な安野モヨコ先生は、夫である庵野秀明氏と苗字の読みが同じ“アンノ”という珍しい夫妻。ペンネームの由来には特別な意味があるそうです。
安野先生は幼少期から画家・絵本作家の安野光雅氏の作品に触れ、憧れを抱いていました。そのため15歳でマンガを初投稿した際、光雅氏と同じ苗字をペンネームとして使用したとのこと。“アンノ”一緒なのは、まったくの偶然なようですが、運命を感じてしまいますね。
『SLAM DUNK』(スラムダンク)を描いた井上雄彦先生は、活動初期には本名の「成合雄彦」を名乗っていました。
『ハチミツとクローバー』や『3月のライオン』で知られる羽海野チカ先生のペンネームは、自身の読み切り作品「海の近くの遊園地」が元になっています。
ストーリーを読み込むのに加え、作者に関する小話を知るのもマンガを楽しむひとつの方法ですよね。お気に入りの作品や漫画家について気になることがあれば、ぜひ調べてみてください。■『ONE PIECE』エースの運命は決まっていた? 声優・田中真弓が明かす尾田栄一郎の言葉とは
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