muta Racing INGINGが2023年の参戦体制を発表。堤優威のパートナーに平良響が新加入

 2月19日、スーパーGT GT300クラスに参戦するmuta Racing INGINGは、2023年の参戦体制を発表した。2022年から投入したトヨタGR86 GTを継続使用し、ブリヂストンタイヤを装着することも変わらないが、堤優威のパートナーとして、新たにスーパーフォーミュラライツ等さまざまなシリーズで速さをみせてきた若手の平良響が加わった。

 muta Racing INGINGは、2021年からCars Tokai Dream28とタッグを組みスーパーGTに挑戦。2021年は1勝、GR86を投入した2022年も第6戦SUGOで展開を読み切り優勝を飾るなど、毎年優勝を飾っている強豪だ。

 2023年に向けては、2021年、22年とも1勝を飾っている若手有力株の堤がAドライバーに。そしてBドライバーには、TGR-DCドライバーで2020年のFIA-F4チャンピオンである平良が加わることになった。平良は2022年、apr GR86 GTのCドライバーとして表彰台も獲得しているが、今季は初のフル参戦となる。

 そして気になるのは、2022年に堤と組んでいた大ベテラン、加藤寛規だ。加藤は今季、muta Racing INGINGの監督兼Cドライバーを務めることになった。若きふたりのドライバーをバックアップするとともに、チームとしての体制をさらに強化する。

 また気鋭のアパレルブランドを展開するmuta JAPANが今季も引き続き協賛。新たな体制で臨む2023年シーズンは、チーム初のタイトル獲得に向け応援するすべての人たちとともに戦っていく。

muta Racing INGING

2023年スーパーGT参戦体制

参戦カテゴリー:スーパーGT GT300クラス
エントラント名:muta Racing INGING
参戦車両:GR86 GT(GT300規定)
車両名:muta Racing GR86 GT
ゼッケン:2
タイヤ:ブリヂストン
監督:加藤寛規
チーフエンジニア:渡邊信太郎
ドライビングスタッフ
Aドライバー:堤優威
Bドライバー:平良響
Cドライバー:加藤寛規
メインスポンサー:muta JAPAN株式会社
マシンメンテナンス:INGING MOTORSPORT

2022スーパーGT第6戦SUGO 加藤寛規/堤優威(muta Racing GR86 GT)
muta Racing INGINGに加入することになった平良響

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