【Tリーグ】男子はKM東京、琉球のファイナル進出が決定 名古屋は九州を下し3位浮上

<ノジマTリーグ2022‐2023シーズン 日時:2月18日 場所:あいハウジングアリーナ松元、八代トヨオカ地建アリーナ>

卓球Tリーグ2022‐2023シーズンは最終局面を迎え、ファイナル進出に向け激戦が繰り広げられている。18日の試合では、木下マイスター東京、トップおとめピンポンズ名古屋が1勝を上げた。

また男子では、プレーオフ進出の2チームが決定した。

KM東京、琉球のファイナル進出決定

18日は、男子はT.T彩たまと岡山リベッツが対戦。

岡山はこの試合で敗れると、プレーオフファイナル進出の望みがなくなる大一番だったが、1番から3番まで全てフルゲームの激戦を勝ち切り、勝利を掴んだ。

もう一方の試合では、琉球アスティーダと木下マイスター東京の対戦となる。この試合では勝ち点1以上を獲得すれば、両チームがファイナル進出条件を満たす試合となった。

1番では今季初ペアリングの吉村真晴/吉村和弘琉球アスティーダ)の兄弟ダブルスが、12勝を挙げている大島祐哉/篠塚大登(木下マイスター東京)を下し琉球に先制点をもたらす。

しかしここから篠塚、リンユンジュ(木下マイスター東京)がシングルスで勝利、4番では吉村和弘が2020全日本王者の及川瑞基(木下マイスター東京)を下した。

ビクトリーマッチに進んだ時点で、両者は勝ち点1以上を獲得することが決まり、木下マイスター東京、琉球アスティーダのファイナル進出が決まった。

5番は、ダブルスで勝利を上げた吉村真晴と、3番で木造勇人(琉球アスティーダ)を下したリンユンジュの一戦。

サービス、レシーブからラリー戦まで、両者一歩も譲らない展開が続くも、わずかな安定感の差でリンユンジュが11-9で勝ち切り、勝利を掴んだ。

名古屋が3位に浮上

女子の試合では、悲願のプレーオフ進出を狙うトップおとめピンポンズ名古屋と、九州アスティーダが対戦した。

1番ダブルスを名古屋が先制するも、2番では加藤美優(九州アスティーダ)が安藤みなみトップおとめピンポンズ名古屋)をフルゲームで下し、マッチカウントは1-1となる。

3番でチェンイーチン(トップおとめピンポンズ名古屋)が勝利し、4番では牛嶋星羅(九州アスティーダ)が世界ランキング10位のハンイン(トップおとめピンポンズ名古屋)とのカットマン対決を制す金星を上げた。、

ビクトリーマッチでは、加藤美優を13-11の激戦で下した、チェンイーチンが勝利。トップおとめピンポンズ名古屋が勝ち点3獲得し、3位に浮上した。

18日の試合結果、2022‐2023シーズン順位表は以下の通り。

T.T彩たま 1-3 岡山リベッツ〇

上田仁/高木和卓 1-2 田添響/森薗政崇〇
曽根翔 2-3 吉山僚一〇
松平健太 2-3 ハオシュアイ〇
英田理志 3-0 丹羽 孝希

琉球アスティーダ 2-3 木下マイスター東京〇

〇吉村真晴/吉村和弘 2-1 大島祐哉/篠塚大登
有延大夢 0-3 篠塚大登〇
木造勇人 1-3 リンユンジュ〇
〇吉村和弘 3-1 及川瑞基
吉村真晴 0-1 リンユンジュ〇

九州アスティーダ 2-3 トップおとめピンポンズ名古屋〇

塩見真希/野村萌 1-2 鈴木李茄/南波侑里香〇
〇加藤美優 3-2 安藤みなみ
野村萌 0-3 チェンイーチン〇
〇牛嶋星羅 3-2 ハンイン
加藤美優 0-1 チェンイーチン〇

ノジマTリーグ2022‐2023シーズン男子順位表(2/18時点)

1位:木下マイスター東京(勝ち点41 11勝8敗)※プレーオフファイナル進出決定
2位:琉球アスティーダ(勝ち点39 10勝9敗)※プレーオフファイナル進出決定
3位:岡山リベッツ(勝ち点30 10勝9敗)
4位:T.T彩たま(勝ち点24 7勝12敗)

ノジマTリーグ2022‐2023シーズン女子順位表(2/18時点)

1位:木下アビエル神奈川(勝ち点49 14勝4敗)※レギュラーシーズン1位、プレーオフファイナル進出決定
2位:日本ペイントマレッツ(勝ち点38 11勝7敗)
3位:トップおとめピンポンズ名古屋(勝ち点36 11勝7敗)
4位:日本生命レッドエルフ(勝ち点35 10勝8敗)
5位:九州アスティーダ(勝ち点15 4勝14敗)
6位:京都カグヤライズ(勝ち点15 4勝14敗)

文:ラリーズ編集部

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