大学生のばりぞう（valizoj）さんがツイッターに投稿したバレンタインエピソードが注目を集めている。
ばりぞうさんは14日、「『ハートのクッキー作った』って言って心臓型クッキー配る医学部の先輩、気が狂っている」とつづり、写真を公開。映っているのはかわいらしいハート形のクッキー...ではなく、ドクドクと心拍音が聞こえてくるようなリアルすぎる心臓型クッキー。なんと血管まで再現されている。医学部生らしいユニークな贈り物に「これは脈アリだ」「特級呪物だよ…」「ちゃんと冠状動脈作り込むあたり気が狂ってるなとｗ（褒めてる）」「オペオペの実食べてそう」など多くの反応が寄せられた。
心臓型クッキーを受け取ったばりぞうさんは「純粋にめちゃめちゃうれしかったです。手作りなので先輩の愛情も感じられました」と喜びを語った。インパクトある見た目に驚きつつも「ハート形がそもそも心臓のシンボルだし、リアルな心臓の形のクッキーもあっても変じゃないよな…と自分を納得させてました」と振り返った。
ばりぞうさんによると先輩は男性で、普段は温厚で落ち着いた、後輩思いな人だという。「いつもは変なことするタイプじゃないので今回突然ユーモアあふれるクッキーを作ってきたことにとても驚きました」とギャップを明かした。
バレンタインと重なったのはたまたまで、もともと「学年末試験勉強の差し入れ」として2年生の先輩たちが、1年生に向けて配っていたものだという。先輩は他の人とアイデアが被らず、試験直前の緊張感を和らぐようなクッキーを考えた。ばりぞうさんは「初めてのお菓子作りだったそうで、母親の監修のもと、市販の型で手作りしたクッキーだと伺いました。『初めて作ったお菓子がこれかよ』という感じはしますが」と笑顔を見せた。
19日までで2.4万超のリツイート、10.9万超の「いいね」を獲得する大反響だった。ばりぞうさんは先輩にバレないようにこっそり投稿したが、バズりすぎて本人のもとに届いてしまったという。「気が狂っている、って書いたけど悪口じゃないですよって焦って弁明したんですけど、先輩は優しいので笑って許してくれました」。心臓とかけた「脈ありクッキー」のリプライが印象的だといい「自分でこういうフレーズを思いついていればもっとバズったかもしれないなという気はします」と答えた。
（よろず~ニュース・松田 和城）
