おむつ定期便 新築住宅支援…「出産・子育て応援予算」充実へ 広島・尾道市

広島県尾道市は、子育て支援策を充実させた新年度当初予算案を発表しました。

尾道市の新年度当初予算案は一般会計で591億8000万円です。

主な事業として「出産・子育て応援関連」におよそ5億8300万円を計上しています。

内訳は、1歳までの子どもがいる世帯に育児用品を配ったり相談を受けたりする事業に2000万円(=ぽかぽか・おむつ定期便事業)、また子育て世帯が親と同居か近くに住むため新築住宅を取得する際に一部費用を支援します。

尾道市 平谷祐宏 市長
「子どもを出産する割合がコロナ禍もあって非常に減少している。町づくりの中で危機感を持っています。出産子育て応援関連を充実させたものとして取り組んだ」

このほか、尾道市への移住や定住を促すための相談窓口の設置などに3200万円余りを計上しています。

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