岸田政権
岸田文雄政権に今求められるのは、円安を日本再生の好機にする強固な意志と戦略である。問題なのは、企業が増える収益を設備投資や賃上げなど国内経済に配分するのに腰が引けていることだ。
円安がぶり返されるたびに「悪い円安」論が盛り上がる。それに押された鈴木俊一財務相は、円買い・ドル売り...
Hanadaプラス
約5.6兆円という過去最大の要求額となったが、これから予算額を追加で決めていく「事項要求」で、どれだけ上積みできるかがカギとなる。「対GDP比2%」にこだわるのではなく、必要ならば、2%を越えて我が国を守るための十分な予算を確保すべきだ。(サムネイルは防衛省HPより)
強い抑止力となる「長射程ミサイル」本日、防衛省の来年度予算の概算要求が示された。要求額は、過去最大の...
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私は今回の人事に「大いなる異変」を見てとる。「優柔不断から唯我独尊へ」。安倍晋三元総理という重石から解放された岸田文雄という政治家が、その本性を剥き出しにした「岸田の岸田による岸田のための政治」の始まりである――。(サムネイルは首相官邸HPより)
「大いなる異変」があった内閣改造岸田文雄総理が断行した内閣改造と党役員人事。「挙党一致をめざした派閥...
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参院選は終盤戦へ突入し、10日の投開票日まで1週間を切った。ここにきて自民支持が下落しているのはなぜなのか。自民に投票していた方々の投票先は今回どうなるのか。私の分析では岩盤保守層、岩盤自民支持層20%のうちすでに10%は逃げている――。
自民党の「楽勝ムード」が一変参院選は終盤戦へ突入し、10(日)の投開票日まで1週間を切った。この週末...
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酷暑のなか、もし電力が止まり冷房が止まってしまえば、命の危機にもつながる。国民は根本的な対応を求めており、もしそれを打ち出すことができなければ、大変な結果が待っているだろう。この1週間が決断すべき期間である。正面から訴えるべき政策については堂々と国民に訴えるべきだ。
内閣支持率は7ポイントも下落参院選が始まり、序盤戦から中盤戦に突入した。自民党が勝利するとの観測が続...
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岸田内閣の支持率や自民党への支持が高いことから、夏の参議院議員選挙で「楽勝ムード」も漂っていると指摘されるが、本当にそうなのか。SNSの動向や全国各地での意見交換から感じるのは、自民党にとって極めて厳しい戦いになるということだ――。
安倍政権を必ず支えていた岩盤保守層本年行われる参議院議員選挙は、6月22日公示、7月10日投開票とな...
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時事通信は5月19日、『法人税率、引き上げ案が浮上』との見出しで、与党の税制調査会で法人税の実効税率を引き上げる案が浮上していると伝えた――。日本経済の閉塞感が強まっているなか、積極的な財政出動を行わなければ経済は支えられないのに、増税という論が出てくること自体が滅茶苦茶であり、私は明確に反対である。
法人税の実効税率を引き上げる…?岸田政権における増税懸念がこれまでも指摘されてきたが、時事通信は5月...
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岸田外交の脆弱性は、経済制裁で啖呵を切るものの、それに見合う抑止力の構えを用意しないことだ。力強い外交は、それを支える防衛力の強化を欠いては、かえって足元が危うくなる。
岸田文雄首相が先の6カ国訪問の締めくくり会見で述べた「ウクライナは明日のアジア」との修辞は、現状変更...
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岸田政権は本当に「大移民政策」にかじを切るのか…。茂木敏充幹事長はかつて次のように語っている。「日本を『多様性のある多民族社会』に変える」ために、「定住外国人に地方参政権を与える」。若手時代の国家ビジョンとはいえ、非常にナイーヴでかつ危険な発想だ。岸田政権が日本解体政権とならないように、国民の監視が絶対に必要である。
日本を「多様性のある多民族社会」に変える2021年11月18日、日経新聞が朝刊一面トップで、「外国人...
Hanadaプラス
「単独過半数ギリギリ」「自民党大敗」という情勢調査が報道されたが、結果は261議席と各メディアの獲得議席予測を大幅に上回る結果となった。だが実際は、負けに近い選挙であった――。自民党が苦戦した理由はいったいどこにあるのか。「立憲共産党」が議席を減らした背景にはいったいなにがあるのか。「本音」で語れる政治家、和田政宗参議院議員が事の本質に迫る!
国民に届かなかった「岸田ビジョン」自民党岸田政権が衆院総選挙を何とか乗り切った。当初、自民党の議席は...
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