平塚の食やものづくりが一堂に 22日から「産業FES」

1964年の東京五輪聖火を搬送したセドリックや当時の懐かしい日産車も展示された「湘南ひらつかテクノフェア」(2019年の様子)

 神奈川県平塚市内の食、ものづくり、サービスなど地元企業の魅力が集合する「ひらつか産業FES」が22、23の両日、平塚市見附町のひらしん平塚文化芸術ホールと見附台公園で開かれる。これまで別々に開催されていたイベントを統合、体験コーナーなど、より楽しめる内容となっている。

 平塚商工会議所の主催。これまでは「湘南ひらつかテクノフェア」「平塚商業まつり」が時期を別にして開催されていたが、新型コロナウイルスによる3年連続中止後の再開に当たり、リニューアルをしようと統合することになった。

 同ホールでは両日とも平塚逸品研究会が1年間検討を重ねた和菓子の新作や整体マッサージのメニューなど「逸品」の体験や試食ができる。23日は市内のものづくり企業による製品展示・販売が行われる。

 23日のみとなる同公園では、約20団体が弁当、菓子、ドリンクなどを販売。同商議所の会員企業約10団体が金物、アクセサリーなども販売する。マッサージ体験や健康アドバイスなども受けられる。

 子どもも楽しめるアトラクションエリアもあり、キックターゲットやフリースローゲーム、風船ワークショップが体験できる。

 問い合わせは、同商議所電話0463(22)2512。

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