【動画】勝田貴元の今季初ステージウイン、WRCスウェーデンSS4をタナクのオンボードと比較

 WRC世界ラリー選手権第2戦『ラリー・スウェーデン』で自身初のワークスノミネートを受けたTOYOTA GAZOO Racing WRTの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は、ラリー2日目のSS4“ボッツマーク”で2023年シーズン初となるステージウインを飾った。当該ステージでの勝田のオンボードビデオと、今回のラリー・スウェーデンを制したオット・タナク(フォード・プーマ・ラリー1)のオンボードビデオが、両者の走行の比較映像としてWRC公式YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/@wrc)で公開されている。

 2月9日(木)から12日(日)にかけて開催されたWRC第2戦スウェーデンでは、Mスポーツ・フォードWRTのタナクと、ヒョンデ・シェル・モビスWRTのクレイグ・ブリーン(ヒョンデi20 Nラリー1)が主に優勝を争う展開となった。

 そんななか、ラリー2日目のSS4として設定された新ステージ“ボッツマーク”で彼らを抑えてステージベストタイムをマークしたのは、今回のスウェーデンで自身初となるワークスノミネートを果たした勝田だった。これは勝田/アーロン・ジョンストン組にとって、2023年シーズン最初のステージウインとなっている。

 走行直後、勝田は「クルマは快適です。ラインをキープするのが少し難しいですが、大丈夫です。一切プッシュせず、スムーズに走るよう心がけました」とSS4での走りを振り返った。

 公開中の動画はそんな勝田と、0.5秒差で同ステージ3番手となったタナクの走りを比較できるもの。映像の中では雪上とは思えぬ速度で流れる景色や、“KATSUTA”と書かれた旗を掲げて応援するファンの姿など、WRCドライバーたちの目に映る世界も垣間見ることができる。

■Katsuta vs Tänak SS4 FULL Onboard | WRC Rally Sweden 2023

https://youtu.be/F1uiOmeIsIQ

© 株式会社三栄