【横浜M】FW宮市亮、復帰へ前進 7カ月ぶり紅白戦、持ち前のスピード健在「楽しかった」

約7カ月ぶりに実戦形式の練習に加わった横浜Mの宮市(右)=横須賀市のF・マリノススポーツパーク

 また一歩前進だ。右膝前十字靱帯断裂の大けがから再起を図るJ1横浜MのFW宮市亮(30)が21日、横須賀市久里浜のF・マリノススポーツパークで行われた練習で紅白戦に出場。実戦形式は約7カ月ぶりとあって、「楽しかったし、久々に11対11のサッカーをしたなって感じ」と充実感をにじませた。

 持ち前のスピードは健在だった。3トップの左に入ると、鋭い縦への突破で貪欲にゴール前へ。短時間の出場も、「イメージと体が意外にマッチしていた。トレーニングや練習試合の時間が増えていった先に完全復帰が見えてくる」と晴れやかな表情を浮かべた。

 不安はないと言い切る。「コンタクトに対しての怖さも一切ない。多少筋肉の張りが出ることもあるが、そこは優秀なメディカルスタッフがいるので」。改めて周囲の支えに感謝する。

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