シアンス(新潟市中央区)の遠藤健太氏、日本代表としてSKIMO(山岳スキー)世界選手権に挑戦

遠藤健太氏

株式会社シアンス(新潟市中央区)の遠藤健太氏が、スペインのBoi Taull Resortで26日から3月5日まで開催されるSKIMO(スキーモ 山岳スキー)世界選手権に日本代表として出場する。世界選手権は2年に1度開催されており、遠藤氏は2019年大会以来2回目の出場となる。

SKIMOとは、スキー場や雪山などのコースをスキーで上り下りしてタイムを争う、ヨーロッパ発祥の競技。2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季オリンピックの追加種目として注目されている。遠藤氏は1月に富山県宇奈月温泉で開催された第15回SKIMO日本選手権のスプリント種目で準優勝するなどの成績を収めている。

遠藤氏は1994年生まれの28歳で、新潟市北区出身。拓殖大学へ進学し「スカイランニング」という山を駆け登る競技に出会い、その後大学4年生時からSKIMOを始める。2019年6月に新潟県社会人スポーツ推進協議会のアスリート交流イベントを通じて株式会社シアンスへ入社。現在は同社でシステムエンジニアとして業務に従事しながら、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季オリンピック出場へ向けて日々のトレーニングや各種大会への参加に励んでいる。

遠藤健太氏

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