管理栄養士を目指す学生たちがパティシエと共同開発、地元の「大和茶」を使った焼き菓子を発売 畿央大学

畿央大学の健康栄養学科の学生で構成された食育ボランティアサークル「畿央大学ヘルスチーム菜良(畿央nutrition egg team)」は、社会福祉法人せせらぎ会の田中貴也パティシエと共同で、地元産の大和茶を使用した「緑茶マドレーヌ」「緑茶ヴィーガンクッキー」を開発した。2023年2月6日より、奈良銘品館奈良公園バスターミナル店、東京にある奈良まほろば館などで販売している。

「畿央大学ヘルスチーム菜良(畿央nutrition egg team)」は、管理栄養士養成課程を持つ奈良県内4年制大学(畿央大学、近畿大学、帝塚山大学、奈良女子大学)の管理栄養士の卵たちの学生で構成されたボランティアサークル。管理栄養士養成課程で学ぶ知識や技能を活かして、自治体や各種団体・企業等と連携し、同世代や子どもたちに対する食育活動などを行っている。

今回サークルのメンバーたちが開発したのは、地元の大和茶を使った焼き菓子2種。奈良県産の卵や種子島産の粗糖など素材にこだわった「緑茶マドレーヌ」と卵や乳製品など動物性の材料を使っていない「緑茶ヴィーガンクッキー」(どちらも1個あたり税込280円)。

レシピの考案や試作、お菓子の製造には、奈良県知事賞を受賞したことがある田中貴也パティシエの力を借りた。メンバーたちは夏休み期間に何度も試作を行い、試行錯誤を繰り返して納得のいくレシピを完成させ、2022年10月に開催された畿央大学の学園祭「畿央祭」で販売。すぐに売り切れるほど大好評だったという。

「緑茶マドレーヌ」と「緑茶ヴィーガンクッキー」は、2月6日から奈良銘品館奈良公園バスターミナル店、大和高田市のOhisama・lunch、東京の新橋にある奈良まほろば館などで販売している。3月4日に開催される香芝市のお祭り「冬彩」でも販売が予定されている。

参考:【畿央大学】健康栄養学科の学生が大和茶を使った洋菓子をパティシエと共同開発!奈良銘品館・奈良まほろば館他で販売~ヘルスチーム菜良

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