トヨタGR010ハイブリッドが鈴鹿ファン感で走行へ。マツダ787B、NSX GT2も登場

 3月4~5日、三重県の鈴鹿サーキットで開催されるファン感謝イベント『2023 鈴鹿サーキット・モータースポーツファン感謝デー』において、2022年型トヨタGR010ハイブリッドのデモランが決定した。

 昨季2022年のル・マン24時間を制しWEC世界耐久選手権・ハイパーカークラスでシリーズチャンピオンを獲得したトヨタGR010ハイブリッド。小林可夢偉率いるTOYOTA GAZOO Racingのプロトタイプマシンが鈴鹿の国際レーシングコースを走る。

 2月20日に発表されたWEC現行規定マシンによるデモンストレーション走行は、“鈴鹿ファン感”のコンテンツのひとつである『100周年記念 ル・マン24時間レース Legends』の中で行われるもの。同日のアナウンスでは、言わずと知れた1991年のル・マン優勝マシン『マツダ787B』と、1995年のル・マンでGT2クラス優勝を飾った『ホンダNSX GT2』が同プログラムに登場することもあわせて明らかにされた。

 この3台の追加により『100周年記念 ル・マン24時間レース Legends』でデモランを行うスポーツカーは合計17台となっている。レジェンドマシンたちの走行前には各日、走行前トークショーも行われる予定だ。

 なお、トヨタGR010ハイブリッドは同イベント内の『凱旋! WEC & EWC 2022耐久チャンピオン』というプログラムでも出走が予定されており、WECチャンピオンの平川亮がEWC王者ジョシュ・フックのCBR1000RR-R(F.C.C. TSRホンダ・フランス)と共演することになっている。

■100周年記念 ル・マン24時間レース Legends

日時:3月4日(土)13:10~、3月5日(日)12:50~
走行前トークショー出演者:
 3月4日(土) 関谷正徳、土屋圭市、平川亮
 3月5日(日) 鮒子田寛、寺田陽次郎、関谷正徳
場所:レーシングコース 東コース
走行予定車両:

マシン 年式

トヨタGR010ハイブリッド 2022

サードMC8R 1997

ホンダNSX GT2 1995

マツダ787B *1 1991

スパイスSE90C 1991

マツダ767B 1989

アルゴJM19C 1988

ポルシェ962C ル・マン 1986

ニッサンR86V 1986

ポルシェ962C ADVAN Alpha NOVA 1985

トヨタ・トムス85CL 1985

ポルシェ910 Carrera 10 1967

フォードGT40 1966

ポルシェ906 Carrera 6 1966

ポルシェ904/8 GTS 1964

メルセデス・ベンツ300SL 1958

ジャガーXK 1951

*1 マツダ787Bの走行は5日のみ。4日はグリッドウォークにて展示予定。

■凱旋! WEC & EWC 2022耐久チャンピオン

日時:3月4日(土)9:45~、3月5日(日)11:05~
マシン:トヨタGR010ハイブリッド、ホンダCBR1000RR-R
出演:平川亮、ジョシュ・フック
場所:レーシングコース 東コース

3月5日(日)のみ走行するマツダ787B
1995年のル・マン24時間レースでGT2クラス優勝を飾ったホンダNSX GT2(高橋国光/土屋圭市/飯田章組)

●鈴鹿サーキット・モータースポーツファン感謝デー:https://www.suzukacircuit.jp/msfan_s/

© 株式会社三栄