「切っちゃうぞ」当時の副園長が園児の下半身にはさみ向ける “不適切保育”で改善勧告の認定こども園=浜松市

不適切保育などで浜松市中区の認定こども園が2023年1月、改善勧告を受けていた問題で、10年前に当時の副園長が園児の下半身にはさみを向けたとして、行政指導を受けていたことがわかりました。

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当時の副園長が園児の下半身にはさみを向け不適切発言をしたことが分かった「れんげこども園」=浜松市中区

浜松市によりますと、不適切保育などで市の改善勧告を受けた認定こども園「れんげこども園」では、2013年にも副園長(当時)の男性職員が園児の下半身にはさみを向けて、「切っちゃうぞ」などと発言していたということです。

市に保護者から不適切な行為があったと連絡があり、市は、園に対して調査するよう行政指導をしたということです。

園の運営法人は翌年、報告書を提出、男性職員は「行き過ぎた指導だった」と行為を認め、男性職員はすでに退職しているということです。

2023年1月、勧告を受けた不適切保育については、市は3月末までに改善するよう求めています。

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