川南の良さ伝えたい 3年ぶり「25歳同窓会」

 若者がUターンするきっかけをつくる川南町の「25歳同窓会」が19日、同町総合福祉センターで3年ぶりに開かれた=写真。県内外に住む16人が再会を喜び、人生の先輩の言葉に耳を傾けた。
 ゲストとして、バーテンダー世界一を決める大会で部門優勝した緒方唯さん=「wine&Bar麦家」(宮崎市)勤務=が講話。昨年の快挙を振り返り「どの仕事でも努力すれば認めてもらえる機会がたくさんある」とエールを送った。
 参加者は緒方さんのカクテルや地元食材を使った料理を堪能。一人一人が「子どもに川南の良さを伝えたい」などと帰省の感想や現在の仕事、目標を述べた。
 実行委として同窓会を準備した東児湯消防組合本署勤務・立川流衣さん(25)=新富町=は「いろいろな人と夢を語り合う、ありがたい機会になった」と話していた。

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