<新型コロナ>公立高入試、感染など104人欠席…埼玉697人感染 125人が体調不良などで別室受験に

埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県は22日、新型コロナウイルスに感染していた3人が死亡し、新たに1~90歳以上の697人の感染を確認したと発表した。感染者の内訳は県管轄が505人、さいたま市101人、川口市31人、川越市35人、越谷市25人。感染者数の一週間の平均は660.7人。

 これまでに確認された感染者は178万3801人。死者は3808人。21日夜時点の重症者は17人、入院は466人、宿泊療養は99人。

 県によると県管轄では80代の男性2人が死亡。越谷市では90代以上の女性1人が死亡した。

 クラスター(感染者集団)関連は7件で、新たに高齢者施設1件で6人が感染した。

 県教育局によると、県立学校の学級閉鎖はなかった。

■県公立高校入試、感染者23人含む104人が欠席

 2023年度の県内公立高校入試が22日、全日制137校と定時制24校で行われ、計4万701人(前年度4万923人)が受験した。新型コロナウイルス感染者23人を含む104人が欠席し、125人が体調不良などで別室で受験した。

 県教育局高校教育指導課によると、全日制は入学許可予定者3万6002人に対し、3万9617人が受験した。倍率は1.10倍で、前年度から0.01ポイント減少した。欠席や受験取りやめにより、志願者数確定時(16日)から304人減った。

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