コメンテーターとしても親しまれる共同通信社編集委員の太田昌克さんが2月22日、浜松市で講演を行い、ロシアのウクライナ侵攻開始からまもなく1年となる現在の国際情勢について語りました。
太田昌克さんの講演会は、「静岡新聞社・静岡放送21世紀倶楽部」の定例会として開かれました。太田さんは2023年2月、ドイツ・ミュンヘンで行われた安全保障会議に出席したということで、ロシアに対する各国の危機感がこの1年で増していることを現地でのリポートを織り交ぜて報告しました。
また、会議の場でアメリカのハリス副大統領が「ロシアが人道に対する罪を犯した」と政府として断定した事に触れ、これは「アメリカの事実上のロシアに対する絶縁状」と見解を示しました。