LAOWA、最小のアナモフィックレンズ「LAOWA Nanomorphシリーズ」発売

株式会社サイトロンジャパンは、Anhui ChangGeng Optical Technology社のレンズブランド「LAOWA」シネマレンズの新機種「LAOWA Nanomorph 27mm T2.8 1.5x Cine/35mm T2.4 1.5x Cine/50mm T2.4 1.5x Cine」の受注を2023年2月23日より開始する。価格はオープンで、市場想定価格は以下となる。

商品名

LAOWA Nanomorph 27mm T2.8 1.5x Cine Amber

LAOWA Nanomorph 27mm T2.8 1.5x Cine Blue

LAOWA Nanomorph 27mm T2.8 1.5x Cine Silver

LAOWA Nanomorph 35mm T2.4 1.5x Cine Amber

LAOWA Nanomorph 35mm T2.4 1.5x Cine Blue

LAOWA Nanomorph 35mm T2.4 1.5x Cine Silver

LAOWA Nanomorph 50mm T2.4 1.5x Cine Amber

LAOWA Nanomorph 50mm T2.4 1.5x Cine Blue

LAOWA Nanomorph 50mm T2.4 1.5x Cine Silver

市場予想価格

  • ミラーレスタイプ:190,000円前後
  • EF/PLタイプ:280,000円前後

LAOWA Nanomorphシリーズのミラーレスカメラ用マウントは、質量400g以下となっており、今までのアナモフィックレンズと比較してコンパクトかつ軽量なレンズとなる。Canon EF/Arri PLマウントは長さが80mm以下なので、手持ち撮影はもちろん、ジンバルやスライダー、ドローンを使用した撮影などにも使用できる。また、Canon EF/Arri PLマウントは両方のマウントが同梱されているため、付け替えることが可能だとしている。

本体のカラーリングはフレアカラーを表しており、アンバー(Amber)、ブルー(Blue)、シルバー(Silver)の3種類はそれぞれ特徴的なフレアを演出する。

  • Amber
    ストーリーの中で日中から夜のショットまで適した、暖かみのある情熱的な雰囲気を提供する
  • Blue
    青いフレアを備えた、アナモフィックレンズでは一般的な仕様のレンズ。SF映画のようなクールな雰囲気を際立たせる
  • Silver
    光源に基づいて異なるフレア色を与え、より光を強調したいシーンに最適
Amber
Blue
Silver

LAOWA Nanomorphレンズのスクイーズ比は1.5x。デスクイーズすると16:9センサーで2.66:1となる。1.8xや2xのスクイーズのシネマレンズと比べて多くの画像を無駄にせず、2.4:1のシネマスクリーンでは最適な映像が提供できるという。また、球面レンズよりも広い画角と浅い被写界深度は、大画面で被写体を際立たせる効果があるとしている。従来の低価格なアナモフィックレンズは、焦点を変えるとスクイーズ比が変化し、被写体のサイズも変わっていたが、特許取得済のLAOWA Nanomorphレンズはすべての撮影距離で一定のスクイーズ比を提供するという。

製品仕様

ミラーレスマウント

Canon EF/Arri PLマウント

なお、本製品は受注生産品となるため、2月中に注文した商品は4月15日頃届く予定。生産状況によっては、受注後2か月程度の納期となる場合もある。

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