西日本南岸で顕著となる前線上で低気圧が発生

西高東低の冬型の気圧配置ですが、等圧線の間隔が広く、寒気南下は弱いものです。このため、24日(金)は西日本の南海上で前線が顕著となる見込みです。全国的に雲が多く、西~東日本の太平洋側を中心に広い範囲で雨が降るでしょう。南西諸島も雲が広がりやすく、所により雨が降る見込みです。最高気温は、西日本の太平洋側では平年より低い所が多く、その他の地域は平年並みか平年より高い所が多い予想となっています。
週末は、この前線上で発生した低気圧が日本の東海上で発達し、強い寒気が南下しますが、寒気南下は長続きしません。週明けは暖気が入って3月下旬~4月上旬の気温になるでしょう。

気象予報士・饒村 曜

画像について:24日午前9時の予想天気図。

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